ぬるま湯につかっているよーな毎日を綴った日記。
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おうちには鼠が出現します。まあ古い日本家屋なので仕方がないのですが、溜めてある米が食べられますし、柱は齧られますし、鼠は伝染病を媒介するので子供がいる家では望ましくない環境と云う事で、駆除に乗り出しました。と言ってもドラッグストアで殺鼠剤を買って来て置いただけなのですが。
で、置いてから二週間。殺鼠剤二袋が完全に空になっていたのでその内に鼠の死骸を見ることになるのだろうなあと思っていましたら、今朝仔鼠の死骸が物干し場にぽつんと居りました。
母がそれを見て「こんなに小さくて、せっかく生まれて来たのに可哀想……」と言ってぽろぽろと涙を流して泣くのです。
泣くくらいだったら殺鼠剤を置くなと(実際に置いたのはあたしですが)。仔鼠の苦しさや親鼠の心情を想像すると哀れに思わないこともないですが、自らの子供らを守る為に鼠の駆除をする覚悟で殺鼠剤を置いたのだから、そこで小さな命を憐れんではいけないだろうと。
母もその道理は判っているのですが、駆除と死骸を悼む気持ちは別物であり、可哀想だと思うのはいいではないかと更に泣くのです。家に来ていた妹と一緒に一頻り母を非難したのですが、反面そう云う事で素直に泣ける母の性質はあたしには無いものだなあと、少しだけ、ほんのすこーしだけ羨む気持ちもありました。
で、置いてから二週間。殺鼠剤二袋が完全に空になっていたのでその内に鼠の死骸を見ることになるのだろうなあと思っていましたら、今朝仔鼠の死骸が物干し場にぽつんと居りました。
母がそれを見て「こんなに小さくて、せっかく生まれて来たのに可哀想……」と言ってぽろぽろと涙を流して泣くのです。
泣くくらいだったら殺鼠剤を置くなと(実際に置いたのはあたしですが)。仔鼠の苦しさや親鼠の心情を想像すると哀れに思わないこともないですが、自らの子供らを守る為に鼠の駆除をする覚悟で殺鼠剤を置いたのだから、そこで小さな命を憐れんではいけないだろうと。
母もその道理は判っているのですが、駆除と死骸を悼む気持ちは別物であり、可哀想だと思うのはいいではないかと更に泣くのです。家に来ていた妹と一緒に一頻り母を非難したのですが、反面そう云う事で素直に泣ける母の性質はあたしには無いものだなあと、少しだけ、ほんのすこーしだけ羨む気持ちもありました。
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