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ぬるま湯につかっているよーな毎日を綴った日記。
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 一週間ほど前から第一子(四歳)が、夜のおやすみのお話の時に「聞こえない!」を連発しておりました。第一子の枕元にはファンヒーターがあるので、てっきりその騒音で聞こえにくいのだろうと、語る時に顔の向きを第一子側に向けて(因みに反対側には二歳になる第二子。子供に両脇挟まれて、第三子に授乳しながら寝かし付けます)話しておりましたが、やはり「聞こえん!」。保育所でもこう云うことありますか、と先生に尋ねたら「先生の声は聞こえるけれど、小さい」と答えるそうで、何かに集中しすぎて他の音が耳に入らないのだろうと思いつつも、念のため耳鼻科を受診しました。

 ええっと、病気でした。アデノイド(咽喉扁桃)肥大による中耳炎だそうです。うわー、気のせいって決めつけないで良かったー。

 どう云う状態なのかと云うと、鼻は鼓膜の奥で耳と繋がっているのですが、その通り道である耳管の通りを、鼻の奥にある咽喉扁桃が肥大することで塞ぎ、鼓膜の向こう側(中耳)と鼻の奥(咽喉扁桃)の間に水が溜まっているそうです。しかも陰圧が掛かっているので、耳の穴から覗くと鼓膜が凹んでいるとのこと。しかも両耳。

 アデノイドの肥大は、四歳~七歳頃にピークを迎えるそうです。うちの子の場合、それが耳管を塞いじゃったのが原因。

 治療法は、大人なら鼓膜に針を刺して水を抜くそうですが、子供だとそれは良くないそうで(ここら辺の理由は聞き損ねました。多分、子供の鼓膜の面積に対して、施術用の針の直径が大きくて聴力に影響を及ぼすとかそんなところではないかと素人なりに推測しております)、まずは鼻を治して水が抜けないか試してみるとのことです。一週間分の薬を処方して貰いました。これで改善が見られないなら手術することになるかも知れないそうです。

 旦那に伝えると、彼も同年齢の頃に咽喉扁桃を切る手術を受けたとのこと。彼の場合は難聴よりは発熱が収まらなかったのが直接の動機だったそうですが、何はともあれ手遅れにならない内に気付いて良かったです。

 考えてみると、この症状が二歳の第二子に出ていた場合、気付けなかったかも知れませんなあ。耳聞こえにくくても人生経験が浅いので本人がそれに気付けず、また気付いたとしてもそれを大人に伝える語彙が不足しています。そうすっと難聴のまま語彙の獲得にも支障を来したりなんかして……あー怖い。二歳でアデノイドが肥大のピークを迎えないなんて、人間って本当に良く出来ているなあ。ってそれは何か逆の話だけれど。
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