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ぬるま湯につかっているよーな毎日を綴った日記。
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 六月は二回しか更新せず、最早日記ではなく月記と化しているこちらですが皆様ご機嫌麗しゅうお過ごしですか。

 毎週宗教の人のおとないを受けておるのですが、わたくし元来は生家及び嫁ぎ先の宗教たる仏教を信奉しており別に宗旨替えするつもりで聞いているのではありません。宗教の人は己の信ずる教えを広めようとしているだけなのにきっと方々で冷たい応対を受けているのだろうなあと想像すると、わたしくらいは話を聞こうかと思うから聞いているだけです。教養として、キリスト教の世界観がどうなっているか知っとくのも悪くないかと思っている分もありますし。

 今日は創世記の話を聞いておりました。ここら辺はきちんとした勉強をせずに聞いた話で書くので違っていてもご容赦頂きたいのですが、サタンは元は神の子の内の一人が欲に取り付かれて悪心を抱くようになったとかで、全能神である存在から忌むべき悪が生じたと云う失敗課程に非常に興味を持ちました。全能なのに予測出来なかったのかと。それ全能ではないのじゃないかと。

 またアダムとイブがサタンの変身した蛇に唆されて知恵の実を食べて仕舞うくだりで、豊富な食料が用意されていたにも拘わらず知恵の実を食べ、その罰として不死の存在であった人間に死がもたらされてそれが延々引き継がれている為に我々は死ぬ運命にあると云うのもなかなか考えられていますな。わたしはそう云う話を面白く聞いていても、死は細胞のアポトーシスの為であり、遠い祖先がリンゴを食べようが食べまいが人間は構造上死ぬように出来ていると考えております。でも最初にこの話を考えた人(キリスト教ではそれは神の教えであるので、人が考えたとは言っておりませんが)は良く話を練り上げたなあと思いました。

 アダムとイブは神によって「知恵の実を食べない」と云うこと以外制約のないところで生かされていたにも拘わらず、その約束を破って仕舞ったことについて「どう思われますか、それは守るのが難しいことだったのでしょうか?」と尋ねられて、

「なんて言うか、監視が甘いですよね。食べちゃだめなら食べられないようにしておくべきですよね」

と答えると意図していなかった返答だったらしく「そ、そうですか」と言われた。だって、フェイルセーフもフールプルーフも何も対策施してないじゃん、製造元としてそれじゃいかんよー(神批判)。
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