ビデオの死・その後

　リビングのテレビに繋いだ VHS のデッキがテープを飲み込んだまま昇天なさった件について、後継はどんな種類の録画機器を買うか家族会議を行いました。Brown Sugar 君のためになるコメント（ありがとうございます！）を参照して両親に諮りましたところ、母の至極母らしい意見が通りそうです。

　曰く、
「あと二～三年待って、ブルーレイが安くなってから買う。それまでリビングに録画機器は置かず、見たい番組は二階のデッキで録画し、二階で見る」
との事。

　そんじゃ二階の VHS のデッキを階下のリビングに持ってくりゃ済みそうな話なんですが、リビングの TV は CATV のチューナーが付いており、VHS デッキを噛ませて CATV 入るように配線や設定をし直すのが面倒と云う、言葉には出さねど全員思っている後ろ向きな意見が背景にあるのです。そもそも CATV の視聴に VHS のデッキを噛ませる必要はないのだけれど（多分ね）、一旦その配線で番組を見れるようになって仕舞ったので繋ぎ直すのが面倒だと云う、どこまでもテレビ関係には拘らない一族の血が見えています。きっと地デジも、本当に TV 画面が映らなくなるまで対応しない事でしょう。本来、そこをフォローするのが若夫婦たる我々なのですが、職務怠慢です。

　ただ父は DVD を見る必要も生じることを考えて、再生専用のポータブル DVD プレイヤーを買う気でいるようです。TUTAYA なんかで良く売っている、どこの海外メーカーのか分からないような三千円くらいのやっすいやつ。DVD は勿論パソコンで見れるのですが、キーボードがあると子供たちが触るので落ち着いて見れず、それを持って逃げ回れる装置が必要なのですな。