ガラスの仮面43 巻

　あーもう紅天女は亜弓さんでいいよ。決まり、けってーい。

　と云う事で本当に完結するのか読者が固唾を飲んで続きを待っているガラスの仮面ですが、待ちの長さの割に、ここ三巻ほど全く話が進んでいません。いや、一応進んではいるのですが読者が望むよりもずっと遅いです。元気玉溜めるだけで丸三週間、撃つのに四週掛かるアニメのドラゴンボールを見させられている感じです。

　ってか北島マヤが誰とくっつくとか紫のバラの人がどうとかってことはどうでもいいです。特に気になりません。気になるのは紅天女の試演と上演権の行方です。亜弓さんとマヤがどんな紅天女を演じるのか見せて下さいよ！　そりゃ勿論、彼女らが役を体得する為に恋愛であったり足長おじさん探しであったりが必要なのは分かっていますが、早く演劇の話進めてよー。ライフワークって銘打っているからって、未完だけは勘弁して下さいよ！　逆に完結したら作者があしたのジョーのラストシーンみたいなことにならないとも限らないのが恐いですが、一読者としては頼むから完結したのを読んで気持ち良く死にたいんですよ。

　別に完結したらあたしが死ぬとかそう云う話ではないですよ。月影先生は一巻の時から死にそうなのに、作中で十年近く経ってもピンピンしてんなあとかっつーのとも関係ないですよ。ただ、いい加減月影先生を楽にしてあげましょうよ、マヤ。おっと上演権は亜弓さんに譲ったんだった、あたしの中で。